PONCHAN Blog

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マンションはほぼ長谷工が施工している件

マイホームを探していて気付いたこと。

 

それはマンションはほぼ長谷工が施工しているではないか!

 

野村不動産の「プラウド」、大和ハウスの「プレミスト」、阪急阪神不動産の「ジオ」などなど、見学に行くマンションは長谷工ばかり。。。

 

別に悪いわけじゃないのだけど、結局同じ会社が造っているのであれば、品質はたいして変わらないなぁと。

 

違うのは仕上の部材くらいか。

 

それにしても長谷工の施工比率はすごく高い。

 

長谷工とは?

正式名称は長谷工コーポレーション。

 

2000年頃に債務超過となり倒産しかけましたが、マンション専門へと方向転換し、今では見事に再建しています。

 

2019年3月決算では売上高8,910億円、営業益984億、営業利益率11%と好業績を出しています。

 

準大手ゼネコンといわれる、戸田建設でも売上高は約5,000億円ですから、大きく引き離し、スーパーゼネコンへ追いつこうという勢いです。

 

また売上高もさることながら、営業利益率11%は建設業界ではすごいことです。

 

上場しているスーパーゼネコン4社の2019年3月期の営業利益率は清水建設7.8%、大成建設9.3%、鹿島建設7.2%、大林組7.6%ですから、4社を大きく引き離す利益率となっています。

 

なぜ長谷工は復活したか?

それは前述したとおり、マンションに特化したからです。

 

他のゼネコンはマンションの施工はあまりしたがりません。

 

なぜなら利益率が低いうえ、アフターフォローに手間がかかるからです。

 

というのも事務所ビルや、商業施設などであればオーナーは1人です。そのオーナーを満足されられれば良いだけなのですが、マンションは戸数の分だけオーナーがいます。

 

200戸のマンションならオーナーは200人いるわけです。少しクロスが剥がれただけでも文句を言ってくる人や、補償を求める人もいる。

 

引渡してから5,6年経ってから文句を言ってくる人もいる。

 

オーナーが多いだけでなく、アフターフォローの期間も長くなり、対応が大変なため、

マンションは手間がかかるのです。

 

そんな中、長谷工は他のゼネコンが嫌がるマンションにあえて特化し、仕事をたくさん受注してきたのです。

 

そして施工方法を徹底して標準化し、納期短縮・コスト削減を実施してます。

 

マンションは基本同じつくりをしているので、10F建てのマンションなら1F~10Fはほぼ同じの間取りで上がっていくため、標準化しやすいという特色があり、そこを上手くついてきていると思います。

 

長谷工の施工物件

長谷工のHPから東京23区のマンションを検索してみます。(2019年6月)

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 たくさんの物件を建設してますね。

各物件の売主(デベロッパー)は下記のとおり。

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大手デベロッパーは大体入ってますね。

最近は五輪特需でゼネコンも忙しく、なかなか受注してくれないというのも重なり、マンション建設は長谷工に集中していると考えられます。

 

そしてこれらの物件、販売代理はほぼ全て長谷工アーベストという長谷工のグループ会社が行っているんですね。

 

なので売主は土地を買って建てる代金を払えば、あとは全部長谷工がやってくれるのです。

 

自分たちで販売しなくてもよいので、人員削減にもなります。

 

人材が不足していくなか、こういったモデルは重宝されていくのでしょう。

 

長谷工のメリット

・マンション建設には長けているので施工品質は安心できる。

・アフターフォローがしっかりしている。

・長谷工アーベストはほぼ全ての販売代理をしているので、各物件の特徴(良し悪し)をよく教えてくれる。

 

 

長谷工のデメリット

・施工品質が安心できる反面、何か問題が起きると芋ずる式に出てくる。

・設計も長谷工が行っていることが多いので、建物仕様に長谷工の思想が入りやすい。

 →付加価値をつけたマンションより、売れやすいマンションになりやすい。

  結果、同じようなマンションが増える。

・設計、施工、販売費用も含まれるため、価格が高くなりやすい。

 

まとめ

・長谷工はマンション建設に特化した会社

・ゼネコンの規模としてはスーパーゼネコン以下、準大手以上

・大手デベロッパーのマンションはだいたい長谷工。

・長谷工は設計施工だけでなく、販売もしている。

・経験豊富な会社なので、施工品質・アフタフォローも期待できる反面、問題があると芋ずる式に出てくる可能性もあり。